第3回開催
2021年
クライアント企業
アンカー・ジャパン株式会社
課題テーマ
Anker製品の大学生ユーザー (購入者) を今より2倍にするアイデアAnkerは現在、ほぼ全てのチャージング関連製品群において、ECプラットフォームを中心とした売上個数ベースで国内トップシェアを獲得していますが、大学生においては新規開拓の余地を多分に残していると考えています。しかし、今年はじめに発生した新型コロナウイルスの影響で、大学生のライフスタイルは一変しました。授業はオンラインになり、サークル活動や長期休暇中の旅行も制限され、外出をしたり友達や恋人と会ったりする機会も少なくなっています。このような状況下でも大学生のAnkerユーザーを増やすにはどのような施策が有効でしょうか?今だからこそできる、クリエイティビティ溢れた施策をご提案ください。
募集する企画の目的や目標
国内販路の更なる拡大を目指して
Ankerグループは「Empowering Smarter Lives」をミッションに、“充電”のグローバル・リーディングブランド「Anker」、オーディオブランド「Soundcore」、スマートホームブランド「Eufy」、スマートプロジェクターブランド「Nebula」等を米国・日本・欧州を中心とした世界100ヶ国以上で展開するハードウェアメーカーです。
2011年の創業時より、時代に先駆けてD2C (Direct to Consumer) モデルを採用すると共に、お客様の声に基づいてスピーディーに製品の開発・改善を行うソフトウェア的発想のものづくりを実践し、安心のサービスと納得の価格で高品質のスマートデバイス周辺機器を提案しています。事業の中核をなすAnkerの日本展開は2013年に始まり、2020年で8年目を迎えています。Ankerのチャージング関連製品 (モバイルバッテリー、USB急速充電器、ケーブル等) の販売個数は累計1,500万個以上 (2013~2019年) 。2020年もオンライン販路でシェアNo.1を維持しながら、直営店や家電量販店、セブン-イレブン等のオフライン販路を拡大しています。
商材やサービスの訴求ポイント
”充電”のグローバル・リーディングブランド
Ankerは、”充電”のグローバル・リーディングブランドとして、デジタルライフにおける信頼のパートナーであり続けることを目指しています。Ankerでは、主にモバイルバッテリーやUSB急速充電器、ケーブル、ポータブル電源等のチャージング製品を幅広くラインナップしており、いずれも機能性 (テクノロジーやデザイン設計、製品スペック) ・価格・安心感 (カスタマサポート) のバランスの良さに好評価を頂いています。
※社名・ブランド名表記に関する留意点
下記2点は、シーンに応じて適切に使い分けてください。
企業名の表記:○ アンカー・ジャパン ( Anker Japan)
ブランド名表記:○ Anker ( ANKER)
企画時の注意点など
- アイデアだけでなく、調査や市場動向を踏まえて「なぜその施策が有効なのか」を合理的に説明してください。
- 施策の中身を提案するだけでなく、販売数や売上等、企業の業績にどのような効果が見込めるのかを数字で示してください。
オリエンテーション 2020.12.4
猿渡 歩 氏
アンカー・ジャパン株式会社 取締役 COO
Deloitteにてコンサルティング業務やIPO支援に従事後、PEファンド日本産業パートナーズにてプライベート・エクイティ投資業務に携わる。 アンカー・ジャパンの事業部門創設より参画し、同部門を統括。チャージング関連製品やオーディオ製品含めて参入したほぼ全てのカテゴリでオンラインシェア1位を実現し、創業6年目で売上100億円を達成。2017年に執行役員、2020年8月より現職。 また多くのEC / D2C運営企業の顧問も務める。
12/4オリエンテーションウェビナー開催!
2020年12月4日(金)13:30〜、アンカー・ジャパン株式会社の猿渡歩氏をゲストにお招きし、Zoomウェビナーによるオリエンテーションが開催されました。マーケティングの基本から課題への取り組み方をわかりやすく解説していただきました。当日は多くの学生が参加して質疑応答も活発に行われました。
フィードバック 2021.2.8
COOからのフィードバックは学びがたくさん!
企画書審査を通過した6組のファイナリストに対してオンラインでフィードバック会を実施。企業のトップからのフィードバックはビジネスとしての視点を基本にした妥協のないものばかりで学生にとっても学びが多いものになりました。
最終プレゼンテーション 2021.2.19
※実際はオンラインで開催
6チームのファイナリストによる最終プレゼン!
新型コロナウィルスの感染拡大状況が収束しないまま、最後までリアルでの開催を検討していましたが、結果的にオンラインでの開催となった最終プレゼンテーション。しかしその心配を吹き飛ばす学生たちの熱のこもったプレゼンテーションは新たな可能性を感じさせるものばかりでした。
優勝
Withコロナ時代の新エンタメ「クルマガシアター」
見事優勝を勝ち取ったは「D★F」のみなさん。メンバーに地方出身者がいることから地方在住の若者をターゲットにモバイルプロジェクターを活用した新しいエンターテインメントを考案してくれました。ターゲットの市場分析を徹底的に行ったことが企画の実有用性につながると高評価につながりました。
準優勝
学び+マーケティング「Anker Marketing Academy」
準優勝は「枕草子VS源氏物語&チャージングエンジェル」のみなさん。今回の課題を考えているうちに知らず知らずクライアントのことを理解し、ファンになっていった経緯から着想した逆転の発想をビジネスに落とし込んだ企画はイメージしやすく実現性が評価されました。
優勝・準優勝チームはアンカー・ジャパン本社で企画の実現に向けて社員とミーティング
初めてのオンライン開催となった第3回CAMPUSですが、優勝・準優勝チームは後日アンカー・ジャパンに招待され、企画の実現に向けてあらためて社内プレゼンを行いました。その後優勝チームはアンカー・ジャパンのインターン生として実現プロジェクトに参加したそうです。